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視認性・判読性に優れたUDフォント「UDゴシック書体」での製作対応について
表示物の文字にはそれらの用途や訴求のコンセプト、あるいは周囲のイメージなどによって適切な書体が使用されることになりますが、いずれにせよ「必要なメッセージがその対象者にとって十分に認識できる」ものである事が重要です。

公共性の高い案内板などは、高齢者や視力に障害のある方にも判読しやすい配慮がされるべきであり、また警告・注意書きや安全に関わる操作手順などは、文字を判別しにくいということが重大な事故につながることもありえます。

「UD」すなわちユニバーサルデザインの視点に基づいて開発されたUDフォント(※)は、「読みやすく、誤読されにくい」文字として
『視認性』 『判読性』 『デザイン性』 『可読性』の4つの観点から配慮がされています。(※「イワタUDフォント」

そのため、公共施設の表示物のほかにも機械性能銘板・警告ラベル、設置箇所や板面寸法が制限されるようなシーンにも、UDフォントである「UDゴシック」書体は「見やすい表示物」としての機能を最大限に発揮させます。

小さな文字や遠方の表記でも可読性・視認性に優れる

UDフォントでは読み易さの向上のため、シンプルな形状で字面スペースをいっぱいに活用し、文字のツブレを防ぐようにふところを広くデザインされており、同サイズの文字でもすっきりと見やすく表記されます。(右図:
印)

紛らわしい文字の差別化

シルエットの似た文字(「0」と「O」「C]、「S」と「8」など)、状況によっては非常に判別しにくいような文字は、十分な「アキ部分」の確保や、形状の差別化によって判読性が向上しています。
「5」「6」の差別化の例(下段:UD)

遠方のぼやけて見えにくくなりがちな案内表示も判読しやすくなります。

■英数字の一覧いずれもUDゴシック(M) (上:等幅 下:プロポーショナル)
等幅フォントも省スペースながら判読しやすく、表示ラベル・銘板の限られた面積内でも、多くの情報量が見やすく盛り込まれます。