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銘板・ステッカー | 各種銘板と表示板の製作 |
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詳細 > | ■1点製作から迅速対応、様々な案内・サインプレートの仕様 ■室名プレート・室名案内標識板 ■アクリル製彫刻銘板(機械彫刻銘板) ■ステンレス/真鍮/アルミ金属銘板各種 ■建設業ほか許可票看板・業者登録票看板 ■マグネット銘板・マグネットステッカー |
腐食エッチング・そのほか表示仕様によるステンレス・真鍮・アルミ製銘板 |
信頼性と重厚感をかもす様々な金属製表示板・銘板 | |
JIS規格Z8304に示す「銘板」とは“金属、プラスチック又は紙を素材とし、必要な事項を容易に消えない方法で表示したもの”と意味づけられています。今日では様々な耐候性に優れた素材や表示方法による選択肢が豊富になっていますが、格調あるそれぞれ独特の質感、そしてステンレスなど実績のある耐久性への信頼は、金属銘板ならではの特長でもあります。 |
■腐食エッチング銘板とは | |
各種の金属板(ステンレス・真鍮ほか)の表面を溶解する薬剤によって希望の箇所を食刻させたのち、凹凸の凸部分を下地金属色で残し、凹部分すなわち薬剤で窪ませた箇所に塗料を充填する事で表記する方法です。 量産印刷よりも塗膜が厚いため、塗料の種類と表面処理を適切に選択する事で色の耐久性にも優れた仕様となります。 ※食刻部分を図案どおりに形成するための(耐食皮膜生成の際の感光マスクとなる)フィルム製作が、図案ごとに必要となるため同一表記内容での数量が多ければ1枚あたりのコストが安めになってきます。 |
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表示例(いずれも墨色部分は凹凸の凹部分に着色) | |
上図のように「文字部分を窪ませて着色」あるいは「文字を金属色で残し、周囲を窪ませて着色」いずれの表現記方法も可能です。凹部分に塗料を充填するという製法の特性上、後者の場合は右例のように銘板の端部は「土手」として凸形状のフチを残す必要があります。 |
くぼみ部分を利用して着色表記するため、表示の特定箇所を別の色で表記する事も容易です。 ただし色分けする箇所はそれぞれ「別の窪みとして分かれている」必要があります。 そのため、色が複雑に重なり合ったロゴマーク等の繊細な表現には不向きです。 (スクリーン印刷等を併用する必要があります) |
※「銘板の端部」も凸部分である必要があります。 |
■その他の金属銘板表記方法 | |||||||||||||
◆シルクスクリーン印刷 各種の金属板あるいはその他材料に対して、素材に適したインキでスクリーン版を用いて直接印刷します。塗膜の厚み(インキの盛り量)が他の印刷方法より多いことから原則的に色は不透明性となり、また塗装同様に色の耐久性があります。 板材から丸ごと化学処理する過程がなく、既存の材料に直接印刷出来るメリットがあるため、例えば無地スチール標識板・吊り札など規格の形状・サイズの既製材料へ印刷する事で、納期・コストを押さえることも可能です。 ◆アルマイト染色銘板 特殊な表面処理を施したアルミニウム板に各種の方法で染料または染料含有インキを吸着させ、アルミニウム表面皮膜に染色することで表示します。 染色の利点である色の重なりなど繊細なデザイン表現が可能で、表面の耐摩耗性にも優れます。「塗料の割れ」が生じにくいためアルミの曲げやすさ活かした箇所への取り付けにも適します。 ただし染料と塗膜厚の関係から色は透明性の(金属光沢の判る)ものとなり、また一般的に紫外線による色あせに弱いため屋外用途には不向きです。 ◆カッティング貼加工 ドア用プレートとしての室名・部屋番号表記など、1点ごとに内容の異なる表記には、「粘着ビニール製切抜き文字」であるカッティングでの表記が手軽で便利です。文字形状の粘着フィルムである関係上、あまり小さな文字・細かな線や多色表現には不向きですが、製版等の副材を必要とせず下地素材の質感を活かしながら極めて短納期に表記対応できます。 カッティング二次加工銘板の詳細はこちら 将来的に表示内容の変更が予定される箇所のみをカッティングで表記し、変更の際にはがして表記しなおすといった方法も取られます。※ ※ただし貼り付ける材質にもよりますが、特にステンレス等の金属板または屋外での長期間貼り付けにおいて、粘着部分の板材表面に変色等が生じ、「貼り跡」が残りやすい場合がありますのでご注意下さい。 ◆印刷シート全面貼り加工 デジタル印刷等を施した、耐候性のある粘着性印刷フィルムを金属板の全面に貼り付けることで表記し、透明なメディアに印刷を施した場合は、シートを透過して「金属板の下地質感を見せる表示」が可能です。 デジタル印刷は製版等を必要としないうえ、カッティングよりも複雑な色表現・小さな文字の表記が容易です。
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